事業内容

岩盤撤去削孔

京都市を中心に関西圏で土留め工事を専門に行う会社です。

杭打ち・連続壁の作成で、地盤を掘削する際に、地山の崩壊や地下水の流入を防いだり、また汚染の拡散を封じることにも貢献します。

自社開発”CPW工法”で
建設現場を強力にサポート

CPW

特長1. 近接施工が可能

隣接構造物との境界いっぱいに土留壁を施工できます。

特長2. 土留壁の壁幅

最小幅150mmにて土地を最大限に利用できます。

特長3. 掘削残土処分が少量になる

ソイルセメント工法を用いることで残土がほとんど出ません。
したがって残土処分のコストダウンにつながります。
ダンプトラック・生コン車の出入りもなく、施工全体を効率化します。

特長4. 狭い場所での施工が可能

使用機械がミニショベルクラスなので、狭い場所でも作業できます。

特長5. 工期の圧縮

大型建機を使用する工事に比べて最大1.4倍の工期短縮が見込めます。

施工要領例

1. 工法

CPW工法(ソイル柱列式連続土留壁)

∅300mm   H=3.5m   L=52.0m    =   182㎡

芯材(@1.5m) H200×100   L=3.5m   N=35本

2. 工法概要

オーガー・三軸スクリューにて削孔した孔に掘削土砂と、バッチャープラントにて セメント・ベントナイトを混合・撹拌・作成した、溶液(セメントミルク)を削孔時噴出し、混練をスクリューの上下動作にて繰り返し柱状杭体を、連続作成し、壁体を構成する。

3. 使用機械

杭打機本体:タダノ製 TR100Mラフタークレーン

削孔機:三和機材製 30Kアースオーガー

スクリュー・ヘッド:三軸 ∅300mm L=5.0m

バッチャープラント:OMFU-300

発電機:日本車両製 NES100TI

相伴機:バックホー IHI 20VX

4. 使用材料

セメント:トクヤマ製ポルトランドセメント(普通)

ベントナイト:クニミネ工業(株) クニゲルーFS

芯材:H型鋼  200×100  L=3.5m       35本

寸法(mm)

H×B t1 t2 r
200×100 5.5 8 8

単位重量・断面係数

単位重量 断面係数
㎏/m
20.9 181

5. 施工要領

1.芯だし

設計図書及び、現場の状況に基ずいて芯出しを行う。

芯出し後は、速やかに目杭などを打ち込み、位置を明確にし壁体の通り芯をだす。

2.機械搬入

施工対象の現場への搬入搬出に際しては、周辺道路、交通状況、歩行者、近隣等を考慮し、監督員と充分に検討打ち合わせのうえ、搬入・搬出の時間帯の指示を受け、厳守する。

3.重機の据付

機械の設置地盤の、堅固性の確認をし、軟弱ならば、敷鉄板にて、地盤の養生を行う。

4.オーガーのセット

オーガーを垂直に保ちながら先端を芯位置にセットする。

オーガースクリューの削孔長は予め確認、マーキングしておく。

5.掘削進行

削孔は、所定の深度半分ぐらいまで進行した時点にて、セメントミルクを噴出し、所定深度まで掘削していく、セメントミルクの設計数量吐出迄オーガースクリューの反復上下動作、 混練・撹拌を、行う。

6.芯材挿入

5.の作業を繰り返し連続して、進行し抗体2本空け、3本目に垂直性を確認しながら、5.の作業終了後、慎重に挿入する。

7.壁体の完成

5.~6.の作業を繰り返し、作業し、連続壁の完成とする。

参考施工写真